10/1(土)災害救援ボランティアバスレポート(宮城県石巻市)

平成23年10月1日(土)、那須烏山市災害ボランティアチーム龍JINとして災害ボランティアバス第3弾を宮城県石巻市の牡鹿半島の荻浜地区に向けて運行しました。今回の災害ボランティア活動第3弾では、高校生26名を含む過去最高の63名が参加。中型バス2台、サポート車のトラック1台で石巻市荻浜地区、鮎川地区等で活動を行いました。

栃木県那須烏山市の市役所烏山庁舎駐車場を3:00AMに出発、石巻市渡波地区に入る頃から震災後半年以上経過してもなお津波の被害の大きさに驚かされる光景を見ながら9:00過ぎに牡鹿半島荻浜地区に到着しました。

石巻市荻浜地区(旧牡鹿町)は、漁港を持つきれいな入り江で牡蠣の養殖が盛んな、80軒ほどの集落です。今回の津波でほとんど壊滅し現在14軒の仮設住宅に約35名が居住しています。
先日の台風15号で道路にも土砂崩れがあり、仮設住宅にも浸水被害がありました。

石巻市荻浜地区でのボランティア活動の背景

今回の活動は、9月10日に那須烏山市災害ボランティアチーム龍JIN有志メンバーが、チームのメンバーでもありHelpJapan.beを主宰するダーク・ブレイスさんの呼びかけにより、荻浜地区の仮設住宅での炊き出しボランティア活動を実施した時に、仮設住宅区長の豊嶋さんと地区民生委員で漁協婦人部長でもある江刺さんから、住宅の息子さんたち世代が牡蠣養殖の復興のための準備作業を始めたと聞き、浜辺周辺の片づけ作業も含めて、ぜひ応援させて欲しいとお願いしたことから実現したものです。

瓦礫の上に生い茂った草刈りや瓦礫処理、浜辺周辺の片づけ等、お手伝いできる仕事がたくさん出てきました。せっかくの機会なの、仮設の皆さんと一緒に炊き出しをしてボランティア全員で昼食を食べる提案に喜んで応じてくれました。さらに先日の龍JINの炊き出しボランティア活動に合流した東京のアーティスト釘宮さんの似顔絵コーナーも実現するという豪華なボランティア活動になりました。

支援物資と子どもたちのメッセージを届けました

今回の活動には、さらに嬉しい心遣いが加わりました。JAなす南さんから新米300kg、那須烏山市八ケ代の中山農園さんから栃木の梨豊水2箱約10Kg超です。さらにNPO法人「野うさぎくらぶ」さんから子どもたちのメッセージ付ポピーの種、この袋の中には、那須烏山市長と高根沢町長のメッセージも含まれています。

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JAなす南 山田組合長から新米の授与式子どもたちの絵を持ちながら

新米については10kgに小分けにして那須烏山市の子どもたちの応援メッセージを貼り付けて届けようと計画しました。応援メッセージに応じてくれたのは那須烏山市ガールスカウト、NPO法人「野うさぎくらぶ」の子どもたち、チーム龍JINメンバー大和さん率いる少年野球部の子どもたち及び栃木県立烏山高校福祉委員会の生徒の皆さんです。全部で50枚も集まりました。

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子どもたちの絵付メッセージ

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2011年10月15日

DO (23:12)

カテゴリ:ボランティアバス

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