10/1(土)災害救援ボランティアバスレポート(4)(宮城県石巻市)
宮城県女川町を視察
震災後まもなく7ヶ月が過ぎようとしていますが、今まで何度もボランティアを経験している人も含めて女川漁港を見ての感想は一様に絶句でした。地盤沈下に加えて大潮だったこともあり、女川の波止場は完全に水没していました。
私達ボランティアのできることはとても小さいけれど、前向きな気持ちになってもらうお手伝いをこれからもやり続けなければと思いながら帰路に就きました。
80cm強沈下した波止場は大潮と重なり水没 女川町中心地の状況、9月からの変化は僅か
ボランティア参加者の感想~高校生の頑張りを称讃
今回の活動計画は現地の人の顔が見える活動にできるよう準備を進めてきました。
良かった点として、
・全体的な感想として荻浜地区の皆さんとの心の交流が図れたこと、特に昼食を仮設の皆さんと一緒に食べたことで交流が深まったこと
・牡蠣やわかめの養殖の準備作業を手伝う貴重な経験ができたこと
・必ず訪れて復興の喜びを共有する約束ができたこと
・海辺の瓦礫処理及び草刈り班は大変だったれどきれいになって満足できたこと
一方反省点として
・鎌など、準備不足だった
・海辺の瓦礫処理は現地の皆さんとの交流が
少なかったこと
現地の皆様との交流が図れたという感想が多く勇気付けられます。
ボランティア活動2回目の高校生は牡鹿半島の被害の大きさに衝撃を受けています。
そして、少しでも役に立った喜びを持ち、次回も積極的に参加したいと書いてくれました。
なによりも各班長さんから高校生の頑張りを称讃する感想が寄せられていました。
高校生26名の頑張りが目立ちました
今後の那須烏山市災害ボランティアチーム龍JINの活動について
今回の荻浜地区の活動は、被災した皆様の想いを汲んだ取組を模索しました。
これから冬に向かう時期であることも考慮し、できる限り現地の皆様の心に寄り添える活動、前向きな気持ちになってもらうお手伝いをしていきたいと思います。これからも皆様のご協力をお願いいたします。
合計63名のボランティアと石巻市荻浜地区の皆さんと